今回紹介する1冊はこちら!
河合 雅司 著
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること
著者の河合雅司さんは、1963年、名古屋市生まれ、中央大学卒業。
産経新聞社論説委員、大正大学客員教授(専門は人口政策、社会保障政策)、内閣官房有識者会議委員、厚労省検討会委員、農水省第三者委員会委員、拓殖大学客員教授など歴任。
2014年、「ファイザー医学記事賞」大賞を受賞。
NTTで営業やマーケティングを経験後、米ペンシルべビア大ウォートン校びてMBAを取得。
そんな、すごい経歴をお持ちの、河合雅司さんが書かれた、
『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』
時間のない会社員のために、ざっくり、かつ分かりやすく解説します。
5分で読めますので、是非ご覧ください。
【未来の年表 人口減少日本でこれから起きること】会社員向けざっくり書籍紹介
この本は、こんな会社員の方におすすめです。
- 日本人口減少でなにが起こるか知りたい方
- 日本人口減少って自分の生活に関係あるの?と興味のある方
- 日本人口減少の問題って年金問題だけでしょ?と思っている方
そのような方には、衝撃的な一冊になると思います。
この本を、一言であらわすなら
日本が人口減少社会にあることは「周知の事実」だと思います。
ですが、その実態が自分の生活にどのような影響を及ぼすか、正確に知る人はどのぐらいいるでしょうか?
この本で得られるものは
- 日本人口減少で起こる事柄を、時系列に沿って体系的に学べる
- 日本人口減少で起こることに対しての対策『10の処方箋』
第1部では「人口減少カレンダー」とし、2017年から2065年頃まで、いったい何が起こるのかを、時系列に沿って、かつ体系的に書かれています。
第2部では、第1部で取り上げた問題への対策を「10の処方箋」として、著者の考える具体的な対処法が示されています。
本書は、これからの日本社会・日本経済を考えるにあたり、会社員として必読の一冊です。
それでは、本書の概要説明に移ります。
第1部:人口減少カレンダー
- 2017年 「おばあちゃん大国」の変化
- 2018年 国立大学が倒産の危機へ
- 2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ
- 2020年 女性の2人に1人が50歳に
- 2021年 介護離職が大量発生する
- 2022年 「ひとり暮らし社会」が本格化する
- 2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる
- 2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ
- 2025年 ついに東京も人口減少へ
- 2026年 認知症患者が700万人規模に
- 2027年 輸血用血液が不足する
- 2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える
- 2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる
- 2035年 「未婚大国」が誕生する
- 2039年 深刻な火葬場不足に陥る
- 2040年 自治体の半分が消滅の危機に
- 2042年 高齢者人口が約4000万人とピークに
- 2045年 東京都民の3人に1人が高齢者に
- 2050年 世界的な食料争奪戦に巻き込まれる
- 2065年~ 外国人が無人の国土を占領する
項目を見ただけでも分かるように、恐ろしい内容が書かれています。
しかし、現在、一番信頼性のあるデータから導きだされたFACT「事実」です。
書店には、人口減少の課題を論じた書物が数多く並びます。しかし、テーマを絞って論じる書籍が多く、恐るべき日本の未来図を時系列に沿って、かつ体系的に解き明かす書物はこれまではありませんでした。
本書がその役目を果たしています。
人口減少に関する日々の変化というのは極めてわずかです。それゆえに我々はそこに関心が行きません。しかし、それこそがこの問題の真の危機、「静かなる有事」であると著者は仰っています。
この書籍に書かれたFACT「事実」を知ることにより、自分が今後どのような行動をするか?どのような対応をするべきか?指針になるのは間違いありません。
第2部:日本を救う10の処方箋 次世代のために、今取り組むこと
第2部では、第1部で取り上げた問題への対策を「10の処方箋」として、著者の考える具体的な対処法が示されています。
その、10の処方箋を4つのカテゴリーに分けて提言しています。
カテゴリー1【戦略的に縮む】
- 「高齢者」を削減
- 24時間社会からの脱却
- 非居住エリアを明確化
- 都道府県を飛び地合併
- 国際分業の徹底
カテゴリー2【豊かさを維持する】
- 「匠の技」を活用
- 国費学生制度で人材育成
カテゴリー3【脱・東京一極集中】
- 中高年の地方移住推進
- セカンド市民制度を創設
カテゴリー4【少子化対策】
- 第3子以降に1000万円給付
項目を見ると過激な表現もありますが、読み進めていくと「へぇ~」と新たな気づきを得られる内容になっています。
人口減少をもたらす「出生数の減少」「高齢者の増加」「社会の支えてである勤労世代の減少」
これらの問題を今の政府の政策だけを続ければ、いずれ日本は消えてなくなる。
大胆な政策を打たずに起死回生などない。
そのように著者の河合雅司さんは提言されています。
メディアが報じない日本の人口減少での影響
自分にどのようにかかわってくるか、深く学べる書籍です。
『河合雅司著 未来の年表 人口減少日本でこれからおきること』 おすすめの一冊です。
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