今回紹介する1冊はこちら！
井上 裕之 著
わたしの人生に奇跡を起こした マーフィー１００の言葉
この本を、一言であらわすなら
この本はこんな方におすすめです！
- 思い通りな人生に近づけたい
- 幸せな人生を送りたい
- 自分が今、なぜ幸せじゃないのか知りたい
この本の書き出
『今、私は自分が思い願ったとおりの毎日を送っていて、日々、深い充実感に満たされています』
との提言から始まります。
著者の井上裕之さんは、他人から見ると順風満帆な人生を歩んでいるように見えますが、奥さんが重篤な事故にあわれて、何か月も目を覚まさない。
そのような、壮絶な経験もされています。
そのような経験、状況でも充実感にあふれる日々を送れているのは、自分の中にある『潜在意識』を信じ、自在に操れるようになったからと提言しています。
『潜在意識』
なんかスピリチュアルな感じ？と思われる方もいるかもしれません。
しかし、本書には自分の人生を良くするための、具体的に日常で使えるヒントがたくさん落ちています。
そのヒント、自分から行動し拾いに行きましょう！
井上裕之著 わたしの人生に奇跡を起こしたマーフィー１００の言葉
時間のない会社員のために、ざっくり、かつ分かりやすく解説します。
５分で読めますので、是非ご覧ください。
わたしの人生に奇跡お起こした マーフィー１００の言葉
まずはこの本を理解するには、プロローグ（はじめに）をご紹介します。
著者の井上裕之さんの実際の経験からくる思想が書かれています。
私はこれを読むだけでも、続きがきになり没頭して読んでしまいました。
いま、私は、自分が思い願った通りの毎日を送っていて、日々、深い実感に満たされています。仕事、人間関係も愛情と信頼に満たされ・・・
毎日、心の奥底からあふれ出てくる充実感を感じながら、私の人生はさらに確実に、こうありたいと願う方向に向かっています。なんと幸運な人なのだろう。そう思う人もいるでしょう。でも思い通りの人生を生きているのは私だけではありません。この本を手にされた一人ひとり、実は皆、思い通りの人生を送っているのです。いまの日々はまぎれもなく、自分の思考が現出されたもの・・・。これが人生の真理なのです。
なんかスピリチュアルな感じかなぁ～ってここまでは思いました。
『人生は、いま、何を考えているかで決まる』人生はその人の思い通りになる。この法則を発見したのが、心の科学で最大の貢献をしたと讃えられているジョゼフ・マーフィー博士です。
おっ！科学って言葉が出てきた。ってことはロジカルな話なのかな？
マーフィーはさらに大きな発見をしています。『潜在意識には無限の可能性が秘められてる』という真理。マーフィーは、潜在意識の偉大な力を発見したばかりか、潜在意識にはある法則があることも発見しました。潜在意識には、願ったことやイメージしたことは必ず実現するという法則があるのです。
この法則どおりに潜在意識を使いこなせば、誰の人生も願ったとおりのものになり、誰でも幸せそのものの毎日を送れます。それはこの宇宙の真理であり、一つの例外もありません。潜在意識を持っていない人は誰一人いません。潜在意識が願ったとおりに働かない人も一人もいません。
やっぱり、スピリチュアルじゃん！
いまの自分は思い願っている姿とはほど遠いと言うなら、潜在意識を正しく理解していないか、間違った使い方をしているかのどちらかです。
じゃー、人生を左右するのは、その潜在意識を正しく使うか、使わないかで変わるってこと？
こんな感じの入り口から、次に著者が実際にマーフィーの法則を確信としたエピソードが語られています。
私は北海道帯広の出身。帯広に遅い春が訪れ、視線を柔らかい新緑といっせいに咲いた花々の彩りが染め上げるようになったある日、戸外で本を読んでいたときのことです。突然、一条の光が私に落ちてきて私の奥底に宿ったことを、確かな事実として直感しました。そしてその瞬間から、それまでに知識でしかなかったマーフィーの説く法則が私の人生を貫く法則になったのです。言葉になりにくい・・・、でも、確かな感覚がありました。
感覚？感覚って言われても・・・具体的にどんなことで実感したんだろう？
その当時、私は、人生最大の困難に直面しており、日々、心が安らぐ瞬間は一秒としてないような、苦しい日々を送っていました。家族3人のドライブの途上で大きな交通事故に遭い、妻が瀕死の重傷を負ってしまったのです。
えっ！
踏みつけられた粘土細工のようになった車から引きずり出された妻は水道管が壊れたように激しく出血しており、搬送先の病院の医師は『希望は持てない』という表情を隠しようもなく浮かべていました。本業が医師である私の目からも妻の状況はこのうえなく重篤でした。
想像しただけでも・・泣けてくる( ；∀；)
大量の輸血、十数時間にわたる手術・・・。何度も生死の境界をさまよいながら、妻はその都度『生』の世界へ戻ってきました。でも意識は戻ることなく、脳波にも、意識障害が回復に向かう兆しは読み取れません。そうした状態が何か月も続き、医師たちも『依然として生命の危機が続いている。たとえ生きながらえても、良くて植物人間になるでしょう』と言うばりでした。
私なら、正常な気持ちを保つのも無理だろうな～・・・
仕事を続けなければ病院の支払いもできなくなる。私は歯をくいしばって仕事に戻り、それからは、毎週末、片道三時間かけて妻を見舞う日々が始まりました。ハンドルを握る気持ちになれなかったので、バスを使っての往復です。この往復の時間を使って、私は、自己開発にかかわる本を次々と読み始めました。何かに導かれるような熱い思いが湧いてきて、自分を高めていかなければ、命をかけて闘っている妻に申し訳ないと思ったのです。
いてもたっても、いられなかったんだろうなぁ～・・・
実は、私が妻の回復を願う気持ちは、マーフィーにふれたことがきっかけではありません。順序は逆、でした。『なんとか、元気で明るい、もとの妻に戻ってほしい、いや、意識だけでも戻ってほしい。』と祈るような気持ちは、夫として当然の気持ちでした。
それまで何を願ったときよりも強く真摯に、妻の回復を願い続けたのです。天空から光が降りてきたのはそんなある日のことでした。『マーフィーの言葉』が真実の響きとなって、私の全存在と共鳴したのです。
初めの話は、ここで繋がるんだ。
それからほどなく、妻は意識を回復しました。医師は口々に『奇跡だ』と言いましたが、私には確信がありました。『ひたすらに真剣に、心から願ったことは実現する。マーフィーの法則どおりだ』。
これが、自分の潜在意識⁈
マーフィーは言っています。『真摯な願いの前には不可能はありません。潜在意識はどんな願いも実現する、無限の力の源泉なのです』そのとおりだ。マーフィーの法則を自分のものにすれば、奇跡は自分で起こせるのだ。妻が意識を回復したとき、身ぶるいするような感動の中で、私は、マーフィーの言葉をかみしめるように幾度となく反芻（はんすう）していました。
著者はこの後、『人生の成功も失敗も運や偶然によるものではない。潜在意識の存在を確信し、それをいかに使いこなすか、の違いなのだ』と提言しています。
概要紹介
それでは、本書はどのような流れで潜在意識とやらを表しているのか？
- 第1章：無限の力の源泉・潜在意識（マーフィーの言葉１～１７）
- 第2章：潜在意識の力を引き出し、成功への推進力にする（マーフィーの言葉１８～３２）
- 第3章：成功の条件＝目標・決断・行動（マーフィーの言葉３３～４９）
- 第4章：ほしいだけの富と繁栄を手にする（マーフィーの言葉５０～６８）
- 第５章：愛と幸せで人生を満たす（マーフィーの言葉６９～７９）
- 第6章：健康で上機嫌に生きる（マーフィーの言葉８０～８８）
- 第7章：最高の人生を実現する（マーフィーの言葉８９～１００）
上記のような全7章での構成になっています。各構成ごとにマーフィーの言葉だけではなく、その言葉の意味する真意の説明がされています。
潜在意識を理解し、自分の中でベースを作り、それに必要な条件を学び、実際にやってみる。その中で感じる幸福感をいかに維持し、継続するか。
そのような、ノウハウがいたるところに散りばめられています。
体形的に学び自分のものにするのもよし、響く言葉・考えを部分的に取り入れるもよし。
自分の人生に幸福感も持つためには、とても参考になる書籍でした。
何度も読み返して、理解度を高めていくような書籍であるとも言えます。
読むたびに、味わいが変わる、不思議な書籍であるとも感じました。
今回紹介した『井上裕之著 わたしの人生に奇跡を起こしたマーフィー１００の言葉』 についてまだまだ、紹介できていない部分が多いです。
おすすめの一冊ですので、興味のある方は下のリンクより確認ください。
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読書習慣を身に着けることに、興味がある方は是非ご覧ください。
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