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◆本要約・雑記◆

敏感すぎるあなたが生きやすくなるヒント〈会社員向け|ざっくり書籍紹介〉

敏感すぎるあなたが生きやすくなるヒント
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敏感さは弱さではありません。部外者にはそう見えるかもしれませんし、あなた自身も日々の忙しさに追われ、過剰な刺激と格闘していると、そう感じるかもしれません。でも、人一倍の敏感さは決して克服するべき障害ではなく、大切に育てるべき特性であり、強さの源。敏感さは強さなのです。

 

今回紹介する1冊はこちら!

デボラ・ワード 著 (訳 井上景子)

敏感すぎるあなたが生きやすくなるヒント

 

この本を、一言であらわすなら

HSPに対する向き合い方の取り扱い説明書

HSPとは『Highly Sensitive Person』の頭文字をとってHSPと言います。

日本語に直すと『非常に敏感な人』という意味です。

 

この本はこんな方におすすめです!

  • とても疲れやすい
  • 仕事や人間関係で悩みがち
  • もっと楽に日常を過ごしたい

本書は著者自身、HSPとして生きてたさまざまな経験を紹介しています。

さらにその過程で学んだ研究成果や、いくつかの提案も盛り込んでいます。

ターニングポイントとなったいくつかの出来事に光を当て、苦悩し、失敗を重ね、適応し、学び、恥をかき、大泣きしながらようやくHSPとして生きる道を見出すまでのエピソードが詰め込まれた一冊です。

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敏感すぎるあなたが生きやすくなるヒント

敏感

HSP特性、『非常に敏感な人』って具体的にどんな感じなの?と思われる方も多いと思います。

  • HSPって?
  • HSPの障害?
  • HSPでも生きやすくなる考え方

今回はこの流れで進めていきます。

 

HSPって?

HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な生まれ持った性質であることがわかっています。

統計的には人口の15%~20%。5人に1人があてはまる『性質』であり、稀ではありません。

もしかして、私も・・・なんて思う方も少なくないと思います。

しかし裏を返せば、約8割の人はこの性質ではないので、HSPの特性は周りからの共感を得ることが難しく、HSPでない人たちとの差に自己嫌悪を感じることや、まわりに合わせようと無理をして生きづらさを感じやすくなる性質ともいえます。

HSPの特徴として4つの項目が挙げられます。

  • 深く考えをめぐらせる
  • 過剰な刺激を受けてしまう
  • 感情が動きやすく共感もしやすい
  • 些細な事にも敏感

1つ目の『深く考えをめぐらせる』つまり深いレベルで情報を処理する特性がある。

これに関しては悪いことではありませんし、HSPの素晴らしい特性です。

しかし、周囲の目に付きやすいのは、2つ目の『過剰な刺激を受けてしまう』

いわゆる過剰に反応して激しく動揺する姿が表に出てしまうということです。

これによりHSPは心配性で感情的で、すぐに動揺すると思われがちです。

それらの言動や背景にある原因は外からは見えず、認識されずらいと言えます。

 

HSPの障害?

ではHSPとは具体的にどのようなことに敏感に反応してしまうのか?

本書から何点か抜き取って紹介すると

  • 周りの騒音に激しく反応
  • 臭覚に対しても敏感
  • テレビからのネガティブ情報が恐怖
  • 外出での買い物が地獄
  • 肉体的敏感さ(痛い・冷たい・暑いなど)
  • 医薬品への反応が異常に敏感
  • 睡眠障害(不眠)でも睡眠が必要不可欠
  • 他人からの心遣いが障害になる       etc・・・

普通の人が気にもしないことに敏感に反応してしまうHSP。

例えば『騒音』:著者の実体験

子供の頃、リビングルームでソファでテレビを見ていると、よく母が隣に座ったものでした。雑誌を読むのが好きな母が雑誌を手に取る時、指の爪がソファの布地に引っかかります。たいていの人は気づきもしないでしょう。母もわざとしているわけではありませんし、母の爪が特に長いわけでもありません。単にソファの上に置かれた物を取っただけ。でも、私にとってその音は、爪で黒板を引っかくような耐えがたい音でした。私は肩を耳の近くまで引き上げながら、体中の筋肉をこわばらせていました。

著者はこのような障害を小さなときから抱え、闘ってきました。

敏感すぎる故に、周りからの目、自分自身に対する嫌悪感で家に帰ると自然と涙がこぼれ落ちる日々。

そんな著者ですが、このような状況は自分の中で克服(改善)できると強く訴えています。

 

HSPでも生きやすくなる考え方

非HSPが主流を含めるこの世界で、HSPとして生きるのは容易なことではありません。でも、これは私たちに与えられた贈り物。

HSPは特性であり、ネガティブ・ポジティブというような概念でないことが上記の著者の主張でわかると思います。

では、著者のHSPでも生きやすくなる考え方とはどのようなものなのでしょう?

  • 別の人格になろうとしない
  • 敏感さを隠そうとしない
  • 自分に正直にありのままの自分を受け入れる(自分を愛す)
  • 柔軟な勤務体制を要求する
  • 心が傷つくような人間関係は清算する
  • HSPはクリエイティブなことと自覚する      etc・・・

本書には上記のHSPでも生きやすくなる考え方が、著者の体験から具体的に紹介されています。

自分でHSP気質かもと思う方には参考になる内容です。

非HSPの方もHSPの方が求める対処を理解することで、今後発生しうるHSP特性の方との人間関係を適正に保てるヒントになると思います。

 

最後に本書の中で、著者の訴えはこれだ!という文章を紹介し、終わりにします。

敏感さがもたらしてくれた思いやり共感力といった贈り物は、自分のため、そして周囲のためにも賢く使うべきです。世界への気づき、自由な発想、斬新なアイデアを受け入れる力、深い思想、新たな可能性を思い描く創造性。どれも素晴らしい贈り物です。なかでも最高なのは、日々、あらゆるものに美を見出して感謝できる天賦の才でしょう。

 

今回紹介した『デボラ・ワード著 訳:井口景子 敏感すぎるあなたが生きやすくなるヒント』 についてまだまだ、紹介できていない部分が多いです。

おすすめの一冊ですので、興味のある方は下のリンクより確認ください。

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