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◆本要約・雑記◆

AI分析でわかったトップ5%社員の習慣〈会社員向け|ざっくり書籍紹介〉

AI分析でわかったトップ5%社員の習慣
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本書で紹介する成功パターンは、すぐに魔法のように成果が出るわけではありません。ダメージを低減させながら、成功に向けた行動実験をするための材料です。

 

今回紹介する1冊はこちら!

越川 慎司 著 

AI分析でわかったトップ5%社員の習慣

 

この本はこんな方におすすめです!

  • 仕事で同じ失敗ばかり続いている
  • 自分を成長できないポンコツ社員と思っている
  • できるビジネスパーソンにあこがれている、てか、なりたい

本書は18000人ものサラリーマンを対象に調査を行い、その中でもトップ5%の社員が持っている共通点をAI分析によりまとめたものです。

その共通点を学び、行動に取り入れることで、優秀な社員に近づくことができます。

社内で優秀な部類に入りたいと思っている人なら、きっと学べることがたくさんあるはずです。

それでは行きましょう。

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トップ5%社員の共通点って?

共通点

調査によってトップ5%社員たちには5つの共通点があることがわかりました。

その5つの共通点とは

  • 過程だけではなく目的のことだけを考える
  • 弱みを見せる
  • すべてを学びと捉える
  • 意識ではなく行動から変える
  • 目標から逆算して考える

一つずつ解説していきますね。

 

過程だけではなく目的のことだけを考える

一般の社員が『目的に対してどう頑張ったか』という『過程』を重視するのに対して、5%社員は『結果』がどうであったかということを重視します。

どんな違いがあるかというと、

例えば、頑張って進めていたプロジェクトの失敗。

そんな時、普通の社員は『失敗しちゃったけど、頑張ったからいいよね』とこれまでの過程を思い出し、それで満足する傾向にあります。

それに対して、5%社員は『失敗した』という結果を重視し、『なぜ失敗したのか、次はどう改善すべきか』ということを考えます。

過程を重視してしまうと、結果に関係なく『頑張った』ということで満足してしまうから、それ以上の成長に繋がらないというわけです。

確かにどのような過程をふんだか、この仕事を頑張ったかどうかは、とても大事です。

しかし、結果を反省し、改善点を考え、次に繋げる。

これができるかどうかで、その後は大きく変わってきます。

確かにそうだな~って思った方もいるのではないでしょうか?

今まで『一生懸命頑張ったけどできなかったからしょうがない』と諦めていたなら、次から『なぜその結果になったのか』の部分も考える機会が大事ですね。

 

弱みを見せる

弱みを見せたら他の社員にナメられるのでは?

その考え方はダメ社員の典型です。

そんな考えをしている人が後輩や部下に対して偉そうにしたり、他の社員を下に見たりします。

そんな人、自分の周りにもいますし、そうなりたくはないですよね。

それならもっと謙虚でいるべき。常に『自分はまだわからないことはたくさんある』という気持ちで、悩んだときは素直に相談したり、質問したりする。

そのほうが、部下からも上司からも信頼されやすくなります。

変なプライドは持つだけ損です。

確かに!そういう人のほうが部下からも見ても頼られそうですね、って感じませんか。

これを5%社員は理解しています。

だから、初めての人と関係を構築するときに、まずは雑談から入り、相手との距離感を縮めて、実際に関係を構築していく段階では自分の弱みをさらけ出すようにしています。

『自分って実はこういう人間です』って自分の弱みを見せてくれる人って、すごく信頼できると思いませんか?

こっちも腹割って話せるって感じになりますよね。

ムダなプライドを持っていると、人は自分の弱みをさらけ出すことに抵抗を感じるようになります。

実際、本書の調査結果で、5%社員より95%社員のほうが『弱みを見せることに抵抗を感じる』と答える割合が多かったと書かれています。

つまり優秀な社員を目指すなら『ムダなプライドは捨てて、自分の弱みを相手に見せることで、相手との親密な関係を築いていく』ということを意識するといいと言えますね。

『他の社員にナメられそう』って考えを改めて、もう少し腹を割って話してみましょう。

くだらんプライドはシュレッターに掛けて捨てましょう。

 

すべてを学びと捉える

5%社員はすべてを学びと捉えます。

失敗や新しいことにチャレンジすることを『実験』と捉え、ガンガン行動します。

確かにガンガン行動を起こすことは大事だとはわかるんですが・・・でも~・・

『でも』?その口癖こそが自分を衰退させる言葉です。

95%の社員はそうやって『でも今はその時じゃない・・』『どうせ失敗するし・・』などと挑戦を避けます。

行動の回数が減れば、自分が成長する機会も減ります。

そうやって行動することにおびえる前に5%社員はどんどん行動を起こします。

この行動の回数の差が5%社員とその他社員をわけるポイントです。

うっ‥確かに自分は言い訳して『だって』『でも』と言いながら行動しない理由を無意識に探していたかも・・なんて思う方もいるのではないでしょうか。

初めに説明しましたが、失敗してもそれを次につなげられる人間こそが成長できます。

失敗から学べることは多いです。どんどん行動してたくさん結果を出して、それらを次に生かすのです。

例えば、今までやったことのない仕事を与えられてもすぐに断ることはせず、まずは取り組んでみましょう。

知らないことだらけで行動していくのは大変かもしれません。

しかし、『すべては学び』と捉えてどんどん行動していくといいです。

きっとそこから学べることは大きいだろうし、その中で自分の成長も感じられるようになってきます。

知っている事ばかりやっていても、その中で成長していくのは難しいです。

言い訳はやめて、新しいことにどんどん挑戦していきたいですね。

 

意識ではなく行動から変える

よく自己啓発本に『自らの意識を変えろ』って書いてあるのを見ます。

まずは意識が変わらないと行動は変わらない!って書いてあるやつです。

5%社員はその言葉が間違いであると気づいて知っています。

えっ!間違いなのって思ったかた、実は逆なんです。

行動を変えないと意識は変わらないです。

5%社員は行動から変えていくことを重視しています。

行動が変わればおのずと意識は変わっていきます。

???いまいちピンとこないな~なんてかたもいらっしゃると思います。

例えば、『もっと積極的に行動するように意識しろ。そうすれば多くの学びを得られる』ということを、会社の偉い人が部下たちに言い聞かせたとします。

その話を聞いたところで部下たちの行動はきっと変わらないでしょう。

確かに言っていることは理解できる。しかし声掛けだけでは根本的な意識を変えることにはつながらないからです。

それよりも、まずは半強制的に行動の一部を変えさせたほうが、意識の変化は早いうちからみられます。

具体的な行動として『打合せに参加したら、必ず5回以上は自分の意見を発言する』と決めます。初めは『こんなことに何の意味があるんだろう?』と思うかもしれません。

しかし、自分の意見がきっかけで良い議論が生まれたり、自分の意見に対してメンバーから勉強になるようなフィードバックをもらったりすれば、『確かに積極的に行動することで学びが得られるな』と自分の中で腹落ちするときがきます。

そうすれば、今後は自発的に発言するようになるし、おのずと意識も根底から変わってきます。

つまり、意識を変えようと頭の中で考えるよりも、先に行動を変えてそれを実感したほうが、より深く理解できるということですね。

意識を変えるぞ~!って頭の中で思っていても何も始まりません。

意識を変えたければ、まず自分の行動を強制的に変えてみるが重要ですね。

 

目標から逆算して考える

5%社員は今いる位置から最終目標に到達するためにはどのくらいのコストが必要で、どんな行動が必要かを逆算して考えています。

逆算っていわれてもな~・・

これは山登りに例えるとわかりやすいです。

まず逆算ができない社員のパターンは、とりあえずいきなり山に登り始めます。

大した準備もせずに山に登るから、途中で道に迷ったり、必要な装備を忘れたことに気づいて後悔したりします。

そうしてたくさんの寄り道をしながらやっとのことで頂上にたどり着く。

95%の社員の中にも逆算できる社員はいるかもしれません。

しかし彼らは準備をすることに多くの時間を掛けすぎてしまい、スタートが大幅に遅れてしまう。

そして、どれだけ入念に準備しても迷うことはあります。

道に迷っていることに気づかずに、その分だらだらとムダな時間を過ごしてしまう。

そんな感じで、最終的に頂上にたどり着けるかもしれませんが、途中で多くの時間をムダに使ってしまうのです。

何も計画しないよりは迷いずらいかもしれませんが、ものすごく時間が掛かってしまうというのも問題ですね。

それに対して5%社員は、まず簡単な旅のしおりを作り、チェックポイントを決めておきます。

大まかな準備だけして、さっさと登り始めます。

そして、チェックポイントごとに、今通っている道は合っているのかを振り返る。

もし間違っていることに気づいても、前のポイントに戻ればいいだけだから、大幅なロスはしない。

その結果、スピード感を保ったまま、頂上までたどり着くことができるんです。

『適度に振り返りの時間を設ける』これが重要です。

入念な準備をしていても予定が狂うことは多々あります。

そんな時、途中目標をいつくか決めておけばその都度、軌道修正を行うことができます。

準備に時間を掛けすぎるよりも、途中の振り返りに時間を割いたほうが、最終的に手戻りは少なくなります。

これが最短で仕事をするコツであることは間違いないです。

 

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TOP5%社員の習慣とは?

習慣

ここからは5%社員が仕事のなかで取り入れている習慣を3つ紹介します。

どれもすぐに取り入れられるものですので、ぜひ試してみてください。

その3つの習慣とは

  • 社内のいろんなひとに話しかけに行く
  • レスポンスを早くする
  • 振り返りタイムを持つ

それでは一つずつ解説します。

 

社内のいろんなひとに話しかけに行く

5%社員は95%の社員と比べ、自席にいる時間が短く、社内を歩き回っている時間が多いです。

社内を動き回りながら何をしているかというと、彼らは他の社員との接点を作っています。

接点を作る?何のために?と思われるかたもいると思います。

会社で仕事をするうえで大事なのは個人の力ではなく、チーム力です。

日頃から色んな人との接点を作っておけば、課題にぶち当たったときにも、相談したり、協力してもらったりすることができます。

仕事をしていく中で、どうしても自分だけで解決できないことも多いです。仕事を円滑に進めていくためには、人との協力が不可欠だということを彼らは知っています。

だから5%社員は日頃から、社内の多くの人と交流を深め、自分にないものを持っている仲間を増やしています。

確かに気軽に相談できる仲間が多ければ仕事もしやすいですもんね。

でもみんな仕事忙しそうだし、いきなり話しかける勇気もでないな~・・

そんな人はランチの時間を活用するといいでしょう。

一人ランチをやめて、新しい人とランチに行ってみる。

いきなり話しかけるとなると、なんて話しかけていいのか分からないかもしれないけど、○○さんとランチに行ってみたいです、という口実ならいくぶん誘いやすいでしょう。

お昼ご飯の時間を利用して、いったん仕事の手を止める状況なら、ある程度ゆっくり話せるかもしれませんね。

そうやって横のつながりを広げておけば、社内で信頼できる人がどんどん増えて、仕事がしやすくなるでしょう。

 

レスポンスを早くする

社内でも社外でもメールやチャットなどの返信はなるべく早く返事する。

目標は15分以内です。

こういうレスポンスが遅れれば遅れるほど仕事の進みは遅くなります。

相手からメールがきたら可能な限りすぐに返信するようにクセを付けておきましょう。

逆の立場で考えるとそうですよね。

メールが早く返ってくると仕事の手も止まらなくて済むから助かりますよね。

逆に相手からメールが返ってこなくてイライラするときってありますよね。

『この確認メールが返ってくれば仕事終わるのにー!』って。

よくある状況ですよね。実はそういう状況の原因の6割はこちらの返信が遅かったことが原因です。つまり自分の今までの返信が遅ければ、相手の返信も遅くなります。

相手が遅れてこちらも遅れるってことは、ものすごい時間のロスが発生しますね。

仕事を迅速に進めたいのなら、こういった反応速度を上げることを意識しましょう。

ちなみに、メールには余計な文章は付ける必要はありません。

『暑い日が続いておりますが、お体に気を付けて・・・』とか『先日の会合では大変いい時間を過ごすことができました』とか、そういう余計な文章でメールの文面を飾るくらいなら、早く返信したほうが間違いなくいいです。

でも、なんかそういうのがあったほうが丁寧に見えません?こんな気持ちになるのは分かりますが余計な文章で飾りすぎていると肝心な要件が分かりづらくなります。

実際、役職が上の人ほど丁寧さよりも要件の分かりやすさを重視するということが分っています。

5%社員もメールの余計な文章を省く傾向にあります。

あなたの人生は余計な文章を考えるためにあるわけではありません。

そんなヒマがあるなら要件だけ書いてすぐ返す。そのほうが相手にも喜ばれます。

 

振り返りタイムを持つ

5%社員のその多くが自分の行動を振り返る時間を設けています。

その時間で自分の仕事内容とその結果を振り返ります。

週に一度は15分ほど、一人になる時間を作って、自分の行動を振り返ってみると良いでしょう。

振り返るって具体的にどういうことを考えればいいの?って疑問が浮かびますね。

今週の自分のやった仕事を思い出し、その結果について『なぜこういう結果になったのだろうか』と考えてみるといいです。

そして『次はどうすればいいのだろう』と次に活かす方法も考えてみましょう。

きっと自分の成長にもつながるはずです。

普段は仕事に追われていて、このようなことを考える時間がないかもしれません。

だからこそ、しっかりと時間を作って、自分の行動を振り返りをしてみましょう。

確かに、普段仕事しているときは忙しすぎて、ただ仕事をこなすだけになってたりしちゃいますよね。それだけだと学びは生まれずらい物です。

この振り返りタイムには学を得る、という効果の他に、自分の自信を高めるという効果もあります。

例えば、今週の自分のトラブルへの対応を思い出したときに『あれは的確な行動だったな』と思えたとします。そうやって『自分はこれで良かったんだ』と思える行動の積み重なっていけば、それが自分の自信につながっていきます。

自分を客観的に見て内省することを繰り返していれば、自信もつきますし、過去から学んでより的確な行動ができるようになってきそうですね。

振り返りの時間をうまく活用して、自分を成長させていきましょう。

 

優秀な社員っていうのは考え方からして違いますね。

そんな考えにシフトしていくことが大事です。

頭では理解できたところで、まずは自分の行動を無理やり変えてみましょう。

変えていく中で意識も根底から変わっていくはずです。

 

今回紹介したAI分析でわかったトップ5%社員の習慣 についてまだまだ、紹介できていない部分が多いです。

おすすめの一冊ですので、興味のある方は下のリンクより確認ください。

 

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