今回紹介する1冊はこちら!
ちきりん 著
多眼思考
モノゴトの見方を変える300の言葉!
この本を、一言であらわすなら
ちきりんさんが日頃Twitterで呟いているツイートを厳選し、まとめた書籍です。
著者のちきりんさんは関西出身。
バブル期に証券会社に就職。
その後、米国での大学院留学を経て外資系企業に転職。
2010年末に退職し、現在は執筆、対談、旅行など
「楽しいことだけをして暮らす」を実践中。
2005年3月に書き始めたブログ「Chikirinの日記」は、月間200万PVを達成。
日本で有数の人気ブログに成長。
文章で人を魅了するプロってことですね。
そんな著者、ちきりんさんが書かれた
多眼思考 モノゴトの見方を変える300の言葉!
時間のない会社員のために、ざっくり、かつ分かりやすく解説します。
5分で読めますので、是非ご覧ください。
多眼思考:モノゴトの見方を変える300の言葉!
この本は、こんな会社員の方におすすめです。
- いつもの単調な生活に刺激がほしい
- Twitterのフォロワーがなかなか伸びない
そんな方なら、新しい気付きが得られる一冊になると思います。
この本で得られるものは
- 他人が聞いて力強いと思える言葉の選定が学べる
- 自分でしっかり考えることの重要性に対する気付きが得れる
Twitter上での発言は140字という文字制限があり、かつ、ブログや書籍執筆に比べても、極めて直感的な言語化が求められます。
このため、ちきりんさんの深層や感覚が、よりストレートの表現されています。
それでは、本書の概要紹介に移ります。
概要紹介
本書は下記の内容で分野別に書かれています。
- 生きること
- 働くこと
- 社会
- 少子化と高齢化と男と女
- ゆるく考えよう
- ビジネス
- ぐろーばりぜーしょん
- 自立&未来へ
項目毎に2ツイートずつ紹介します。
一つひとつの文章に重みがあるので、とても勉強になります。
生きること
「忙しい忙しい」って言うと、「私は人生で何が大事か、わかっていません」って言ってるみたいな気になるから、言いたくない。
心に余裕がないと割と言いがちな「忙しい」
深く考えず発してた言葉に提言するツイート。
ドッキ!とする方は多いのではないでしょうか?(私もその中の1人…)
こびないこと。憧れないこと。うらやましがらないこと。「すごい」と言われたら「やばい」と思うこと。誇りをもつこと。小さな池で満足しないこと。楽観的に考えること。一足飛びにすべてを手にいれようとしないこと。自分の器を広げること。
他人と自分を比較することが、いかに意味のないことか。
自分に矢印を向け、自分と向き合うことの大切さが学べるツイート。
働くこと
「思考力がある、ない」とか言うけれど、ちきりんが思うには、大事なのは「どれだけ考えたか」、つまり「思考の量」です。「思考力の高い人、低い人」がいるのではなく、「ナンも考えてない人」と「すごく考えている人」がいるだけ。
自分を見つめ直す、機会をくれたツイート。
あなたも、考えてますか?
自分の判断で生き始めると「クビになる」とか全然怖くなくなるんだよね。「誰かの基準では(私は)ダメらしいけど、私の判断基準ではあ(私は)サイコー!なので、全然オッケー!」と思えるから。他人の基準での自分の評価なんてどうでもよくなる。
とても共感できた。
もちろん会社員として会社の基準も重要だし評価は他人が決めること。
だからと言って自分をおさえて、他人の基準に合わせようとしすぎると、自分の良さが無くなるし、会社の操り人形になる。
そんなの幸せじゃないですよね。
とは言え、もちろん自分勝手に振舞うとかではないし、自己研鑽ありきのツイートであることは間違いない。
社会
日経マネーが「貯金額の世帯平均の都道府県ランキング」を載せて、1位の東京以外は、香川、徳島、富山、奈良地方が続くのを「富裕層は四国にいる。地方に多い」とかまとめてて笑えた。それ、貯金がゼロに近い18歳や23歳の若者が都会に出てしまうから世帯平均貯蓄額が上がっているだけです。
メディアの情報・数値を鵜呑みにすることなく、俯瞰的に「視る」ことの重要性を説いているツイート。
超絶効果のあるダイエット茶←下剤が入っているだけでは?超絶効果のある美白クリーム←漂白剤が混ざっているのでは?超絶気持ちよくなるドラック←神経ガスを吸うようなものでは?とか思ったほうがいいよ。
表現が独特ですね。
しかし、世の中に「すぐ効果がある」「すぐ稼げる」とかは、ほとんど詐欺だし、最終的に効果を出したいなら、コツコツ積み上げろよ!と裏のメッセージを感じるツイート。
少子化と高齢化と男と女
テレビ番組って、女性識者や女性社長を「二児の母である」って紹介し、男性についてはそう紹介しないことが、「子育ては女性がするもの」という※プロパガンダに加担することと同義であるって、理解できていないレベルの人が作ってるんだよね。
社会において「男性が優遇される」文化が日本には根強く残ってると、あたらめて感じさせてくれたツイート。
※「プロパガンダとは」→意図をもって、特定の主義や思想に誘導すること
出産年齢が遅くなるのは女性が仕事と出産を両立できないから云々とよく言われるけど、それだけじゃない。女性が20代に出産しようと思えば、男性の多くにも「20代でパパになる覚悟」を固めてもらわないといけない、こっちの問題も結構ハードル高いのでは?
問題がある所には、1つの要素でだけではなく、多角的に分析する重要性が学べるツイート。
ゆるく考えよう
世の中には「難しいことには価値がある」と思い込んでいる妙な人がいますが、違うでしょ。「簡単で楽しいこと」が一番いいに決まってるじゃん。
当たり前だけど、自分の生活や会社の進め方と照らし合わせると、「確かに!」ってなる。
無理して家を買うとか、3連休だから家族で車ででかけなくちゃとか、「高度成長時代に作られた幸せな家族像」に踊らされているように思います。「幸せ」のイメージをどこからか借りてきてしまっているのでは?
特に会社組織に属している人はこの傾向は顕著に表れている気がする(私も含め…)
「いかに自分の幸せは何か?」を他人からの影響で作ってしまっているか、気付きが得られるツイート。
ビジネス
アマゾンが好きなのは、同じドライヤーでも色によって値段が違うことだよ。最初は驚いたけど、売れる色が高く、売れない色を安くするのはマーケットとして当然。今まで、不人気色も人気色も同じ値段で売ってたほうが変だったのだと、あれで気がついた。
仰る通りだけど、あまり今までは感じたことのない観点。勉強になるし、ビジネスパーソンなら持っていなくてはいけない視点。
日本の大企業製造業がどんどんリストラを進めることは日本のためにすごくいいコトだよね。その昔、IBMやAT&Tの大リストラがシリコンバレーに優秀な人材を大量供給したように、日本のベンチャーもこれからいい人を雇いやすくなるかも。
このツイートも物事の見方を言及している。多角的にみると、ピンチはチャンスってこと。
ぐろーばりぜーしょん
ファミレスでチキンソテーランチ食べた。美味しかったけど、チキンがブラジル産だと書いてあって、ふーんと思った。そんな地球の裏側から運んでくるほうが、日本で鶏肉買うより安いってことなわけでしょ。すごいよね。テクノロジーの進化とグローバリーゼーション。
こういうの、大好きです。
日常、他の人が気にしない、というか、気が付かない目線を持てることが他人との差別化になり、他人の意見ばかりを気にしない生活の第一歩であると思う。
中国がどんなにやっかいな国でも、13億人もいる限り、誰も縁は切れない。人口は力なり。
日本は先進国である。この常識が今後も続くとは限らない。だって世界人口は増えるのに、日本の人口は減る一方だから。今できることは何なのか?考えさせられるツイート。
自立&未来へ
「孤独」をきちんと知っておくことは大事だよ。その時、自分がどういう気持ちになるのか、どれぐらいつらいのか(つらくないのか)、そういうことを知って、いつでも向き合えるようになっておいたほうがいい。よほど強い人以外は。
他人から自立することが自立ではなく、自分と向き合い、自分を知ることが真の自立であると気づきをいただいたツイート。
使命が明確になり、それに向けて動き始めると、人生のピークは過去ではなく、未来にあるとわかる。
超共感ツイート。
自分がやりたいことが明確で没頭している時間。幸せの以外の何物でもない。
自分がやりたいことに出会うまでの行動力の重要性を教えてくれたツイート。
どうでしょう?心に刺さるツイート、何個かあったのではないでしょうか?
今回紹介した『ちきりん著 多眼思考:モノゴトの見方を変える300の言葉』 について
まだまだ、紹介できていない部分が多いです。
おすすめの一冊ですので、興味のある方は下のリンクを確認ください。
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