初めに、『あなたも必ず上位1%の人』になれます。
残りの99%の人は
- 学びは苦痛と考えている
- 本から学びを得ただけで満足してしまう
- お金にこだわることは汚いことだと思っている
- お金をどう貯めるかばかり考えている
- 自己投資に積極的でない
- ダラダラと中途半端な努力を続ける
- やみくもな努力をずっと続けている
日本人成人の平均学習時間は、日にたった『6分』だそうです。
その状況で『なぜ、自分は成功しないんだろう?』と悩んでいる人が多くいます。
客観的に見てどうでしょう?成功するはずがないですよね、たった6分の学習で。
厳しいことを言うと、悩む土台にも立っていないと思います。
『本当に成功したい!』『自分を変えたい!』と思うなら、今日から自分の思考を変える必要があると思いませんか?
うまくいっている人は、自分を向上させるために学習と自己投資を常に意識しています。
今回、私が20年かけて学び、抽出した『勉強方法・自己投資方法7選』をできるだけ分かりやすく解説したいと思います。
うまくいっている人の勉強方法・自己投資方法7選
うまくいっている人の勉強方法・自己投資に対する思考は
- 『学びは喜び』と考えている
- 本から得た学びは自分の人生に必ず生かすと考えている
- 自分を成長させるためにはお金にこだわる
- 『お金は使ってこそ意味がある』と考えている
- 自己投資にお金を惜しまない
- 期間限定で圧倒的な努力をする
- 努力の方向性を定期的にチェックしている
このようなことを、常に意識して行動しています。
順番に解説していきます。
(1)『学びは喜び』と考えている
社会人になって『やっと勉強から解放された~これで自由だ~』と考えらる方が多いみたいです。
実際、本当の学びはこれからです。
社会人になってからの学びは、学生時代とは比べ物にならないくらいの喜びを味わうことができます。
学べば学ぶほど、自分の成長が実感できる。そんな学びができるからです。
私は社会人になって、学びの喜びに気づくまでに、かなりの時間を要しました。
仕事の忙しさを理由に、学ぶことができないのは環境のせいと、自分の中でこんな考えを正当化した時期がありました。
私が変わるきっかけになったのは衝撃的な一冊の本に出会うことができたからです。
それまでは、真剣に読書に向き合う習慣はなかったのですが、その本に書かれていたことが、その当時悩んでいたことにドンピシャでした。
自分の視座の低さ、知識・教養のなさに気づかされた経験でした。
本当に、当時はこの本一冊に助けられました。
それからは、早かったです。
先達の知識や思考を学べる本に夢中になりました。その中でこれはいいなと思うことを自分の生活に取り込み実行する。
どんどん、自分が良くなっていく実感があり、正直、興奮するほど楽しかったのを覚えています。
私の場合は本との出会いでしたが、他にもセミナーや研修会に参加してみたり、周りの尊敬する人の言動を注意深く観察する、そんなことも学びだと思います。
初めは大それたことをする必要はないと思います。
何か、一つでもいいので、自分の興味を持つものを見つけ、本気で学びを始めてみると、新たな視界が拓け、自分の人生に新たなステージが拓けると、私は思っています。
1%の人になるために
(2)本から得た学びは自分の人生に必ず生かすと考えている
先ほどの『学びは喜び』と考えているの前章で読書の話に少しふれました。
読書は先達の知識・思考を安価で学べる最高の道具であることは間違いありません。
しかし、私は読書を続けるうちに、少し違和感を覚えるようになりました。
本に書いてあることは『どれも正しいことなんだろうけど、自分に果たして全部できるかな~』と思うようになってきました。
私の結論は、こうです。
本や、セミナーでのテキストに書かれている内容は、不特定多数の人に向けた情報や教えです。自分に全てがぴったり合うとは限らない。あくまでも、本を書いた人、セミナーを行っている人の成功体験。
これが私の結論です。
本に書かれていることは、本当に有益です。
重要なのは、学んだことを自分なりに消化して、自分が目指す生き方や、自分の今の状況、今の実力に合わせてカスタマイズすること。自分のオリジナル仕様に作り替える。
これに尽きると思います。
この工程がなければ、学びを得たとしても、本当の意味で自分の人生に生かすことはできないと思うようになったからです。
他の視点から見ると、こんなに有益な本が世の中にあるのに、自分の人生がうまくいっていると思っている人が少ないのは、自分で情報をカスタマイズする発想を持つ人が少ないということではないでしょうか?
1%の人になるために
(3)自分を成長させるためにはお金にこだわる
お金が欲しい、お金にこだわる、これは重要な考えだと思います。
私はあえて『できるだけお金を稼ぎたい』と言うようにしています。
日本人はお金の話を隠したがる傾向があります。お金の話を人前でするのは、禁句、はしたないみたいなイメージがありますね。
私は不思議で仕方ありません。
プロスポーツ選手や、芸能人、政治家などは年俸を公表していましよね。
それは、その人の実力と人気に比例していると思っています。
ビジネスでも同じですよね。有能なスキルをもって、他人に評価をされているから年俸が高い。
裏を返せば、年俸が高い人、報酬の多い人ほど周りから厳しい評価をされるということです。
継続的に高額な報酬を得ている人は、それだけの報酬に値する仕事を継続的にこなしていると周りから評価されているとも言えると思います。
日本では今でも、お金にこだわらない人を人格者だとか、品性が高いとみなす傾向があると思います。
一方お金のことを口にする人は、はしたないと考える傾向があります。
これはお金の社会的な評価を正しく認識しているとは言えないと思っています。
はしたないと思う心でお金を判断するから、はしたないという気持ちが湧いてしまっているだけだと思います。
はしたないと思ってしまうのは、自分が見苦しくお金に執着するあまり、お金が汚く見えるのではないでしょうか。
もっと素直に『お金が欲しい』と言う。
『お金が欲しい』という言葉の真意は、『実は自分をもっと高めたいと思う気持ち』であるという認識が正のではないかと、私は思います。
私はこれからも『もっとお金が欲しい!』と言い続けます。
1%の人になるために
(4)『お金は使ってこそ意味がある』と考えている
お金がないな~、貯金しなきゃ、はぁ~みたいな話よく聞きます。
お金を大事にする意味を、このような人は、なるべくお金を使わずにコツコツ貯めることだと考えています。
もちろん、ムダにお金を使う必要はありませんし、貯金があれば少しは安心でしょう。
しかし私が思うに、この考えは逆効果と思います。
このように、お金を握りしめていると、お金は増えることは稀だと思います。
一生、豊かさとは無縁の人生になってしまうかもしれません。
お金を単体で見ると、ただの紙切れです。貯金残高を見て満足感を感じる人もいるかもしれませんが、それもただの数字です。
口座から引き出しても、まだお金の価値は変わりません。
お金は使った時に初めて価値を持つ、これがお金の本質だと思います。
使ったお金を生きたものにするか、死んだもにするかは本人次第です。
例えば『正しい呼吸法は?』と急に聞かれたら、考えてもいないことなので面喰いますよね。
しかし、正しく呼吸しているかどうかは健康を左右するほど大きな違いが出ます。
呼吸法の基本は『吐き出す』。それから『吸う』。
体の中にある空気をすべて吐き出すようにすると、自然に息を吸い込むことになる。
これが正しい呼吸法です。
お金も同じです。
まずは『吐き出す』。それから『吸う』。
つまり、まずお金は使う。それによって何らかの価値を手に入れて、手にしたその価値が新たな収入に繋がっていく。
このお金のあるべき循環を理解しているか、していないかで、これからの人生が豊かになるか、ならないかの分かれ目であると言っても過言ではないと思います。
1%の人になるために
(5)自己投資にお金を惜しまない
現実の暮らしを維持するためにも、お金は大事ですし、多少の蓄えは必要でしょう。
しかし、私の考えは、20代・30代・40代までの人は、投資を最優先にすることだと考えています。
投資と言っても、株やエフエックス、不動産投資というような投資ではなく、自分への投資です。
自分の価値を高めるためにお金を使うことを指しています。
私もある程度、自分への投資=自己投資にお金を使ってきましたが、そのために使ったお金を惜しいと思ったことは一度もありません。
これまでに投資したお金はすべて私自身の身になり、私の中で最大の価値を生み出しているからです。しかもそれに仕事の経験や、人生の経験も積み重なり、私の無形資産として日々価値が高まっています。
投資と聞くとすぐ結果のでる、株やエフエックス、不動産投資を思い浮かべる方も多いと思いますが、これはリターンが大きい代わりに、リスクも付きまといます。
しかし、自己投資に関しては、ほぼノーリスクでハイリターンです。
自己投資をまだされていない方は、だまされたと思って、まずは読書から始めましょう。
自分の視座が高くなり、人生を良い方向に向けるきっかけになるはずです。
1%の人になるために
(6)期間限定で圧倒的な努力をする
人生には圧倒的な努力をする期間が絶対に必要だと思っています。
圧倒的とは、質的にも、時間的にも、他の人が見ても文句のつけようがないぐらい努力することです。
一番大事なのは、本人自体が『これ以上はできない、やりつくした』と納得ができるぐらい頑張ることです。
ただし、このような圧倒的な努力をずっと続けるのは困難だと思います。
なので、初めから期間を設定することが大事であると、私は考えます。
私の経験でいうと、今の会社で入社時に配属された部署から異動になることになり、そこは今までに経験したことのない業種でした。
正直、初めはその部署の業務に興味もなく、周りは長年その業務に従事する人ばかり。
しかし、私は自分の努力する期間を4年で設定し、今いる長年従事しているメンバーに追い越すことを目標に設定しました。
実際にその業務に自分の身を置いてみると、口で言うほど甘いものではありません。
しかし私は、目標は変えずにこの決心を貫こう!自分で決めたことだから、と思っていました。
ここで、自分の決心を揺るがせたら、その後も自分に甘い人間になってしまうという思いと、ここで達成できれば自分に不動の基盤ができる!との自分に対する期待もありました。
4年後、4年間の活動内容を評価され、新しい組織を任される大役を頂くことができました。
これは私にとって、大きな自信に繋がりましたし、達成感も大きいものでした。
人生のある時期に、限界ギリギリまで自分を追い込んでみる。
目指す目標に向かって、自分の人生史上、最大に努力する。
そんな期間があると、自分自身に対する圧倒的な信頼感が生まれると思います。
今からでも遅くありません。圧倒的な努力をしようとした時が人生で一番若いときです。
自分に言い訳をせず、自分が納得できるような『圧倒的な努力』を経験しましょう。
1%の人になるために
(7)努力の方向性を定期的にチェックしている
毎日、目の前にことをがむしゃらに取り組む。
でも、なんだか自分の目標達成に一向に近づいている感じがしない。
それどころか、気が付くと目指していた方向とはかなりズレている気がする。
これは、やみくもな努力を、一生懸命な努力と勘違いしてしまった結果だと言えます。
初めは少しのズレだったかもしれません。
でも、そのまま先に進んでしまうと、目標とのギャップはどんどん大きくなる一方です。
ここで大事なのが、目標に向かう意識や行動にブレがないか、ときどき点検する機会を設けるということです。
企業では、半年に1回、棚卸しを実施している企業は多いと思います。
あれは何のために実施するか?
そう、あれは自社が持っている資産にズレがないか定期的に確認する仕組みなのです。
これを怠ると、初めは小さかったズレを気づけず、何年後かに、思いもよらないリスクが降りかかる可能性があるからです。
これは自分の人生でも同じではないでしょうか?
例えば、一年に一度、その一年の自分の活動を振り返る機会を作る。時間を持つ。
それだけのことですが、小さなズレが生じていれば、たいていその段階で気づくことができると思います。
私は、半年に一度、自分の行動を振り返るために、近くにある公衆浴場で半日ぐらいのんびり考える機会を作っています。
ここでのポイントは、日常と違う環境に自分の身を移すことです。
非日常に自分の身を置くことで、自分と向き合う時間の精度が上がると考えています。
スマートフォンの電源も切って、自分が行ってきた半年間の行動と向き合うことに集中することがこれからの行動を決める、今までの行動を振り返る棚卸しになるからです。
1%の人になるために
以上で『上位1%の人だけが実行している』勉強方法・自己投資方法7選の解説を終了します。
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。